[東京 24日 ロイター] - 経営再建中で私的整理の一つである事業再生ADRを申請していた大手自動車部品メーカーのマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は24日の債権者集会で、株主のKKRを支援企業とする再建計画案への全会一致での合意が得られなかったと発表した。この結果、同社は法的整理の一つである簡易再生手続きを行うこととし、東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行った。
同社広報の渡辺宏氏によると、新規出資と既存債務の削減が含まれる再生計画案は、簡易再生手続きにおいてもこれまでと変わらない。8月上旬には計画に基づいた資本再編を完了する予定とした。申請はマレリホールディングスのみが行う。マレリは日産自動車系の自動車部品サプライヤーである旧カルソニックカンセイで、2017年にKKRが買収した。
19年には、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(現ステランティス)の自動車部品部門だったマニエッティ・マレリと経営統合し誕生した。日産の減産に加えて、半導体不足や新型コロナウイルス禍による影響で業績が落ち込んだ。3月に事業再生ADRを申請し、債権者や候補となる支援企業と交渉してきた。
日銀<「景気は持ち直している」
また有名どころが倒れてしまったか)
同社広報の渡辺宏氏によると、新規出資と既存債務の削減が含まれる再生計画案は、簡易再生手続きにおいてもこれまでと変わらない。8月上旬には計画に基づいた資本再編を完了する予定とした。申請はマレリホールディングスのみが行う。マレリは日産自動車系の自動車部品サプライヤーである旧カルソニックカンセイで、2017年にKKRが買収した。
19年には、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(現ステランティス)の自動車部品部門だったマニエッティ・マレリと経営統合し誕生した。日産の減産に加えて、半導体不足や新型コロナウイルス禍による影響で業績が落ち込んだ。3月に事業再生ADRを申請し、債権者や候補となる支援企業と交渉してきた。
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