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色破Ⅱ乃ヘト

主に時事ニュースに関しての感想。その他趣味など

印首都で石炭使用禁止、バイオマス移行迫られる産業界
パニパト(インド)  25日 ロイター] - インドの首都ニューデリーは毎年冬になると車の排気ガスや作物の切り株を燃やす際に出る粒子が空気中を漂い、有毒なスモッグに覆われる。しかし今月から石炭の使用が禁止され、産業界はバイオマスへの移行を迫られている。規制当局がロイターに語ったところによると、ニューデリーは世界で最も大気汚染が深刻な都市だが、周辺地域の中小企業1695社の約半数がバイオマスを利用。この割合は2020年調査時の15%未満から大幅に上昇した。

繊維リサイクル業の世界的な集積地であり、ニューデリーから100キロほど離れたパニパトの小規模工場のマネージャーは、「排気ガスの色やにおいで使われている燃料が分かる」という。「バイオマスに移行してから空気が良くなった」空気の質的変化を数値化するのはまだ難しい。しかしシンクタンク科学環境センター(CSE)の20年の調査によると、パニパトで全ての石炭関連産業が転換した場合、硫黄酸化物の排出量が70―80%、窒素酸化物が40―60%減少すると試算されている。

ハリヤナ州北部のパニパトとその近隣都市では繊維のリサイクル、染色、食品加工などの業者が石炭からの切り替えを急いで進めた。バイオマスは通常、農業廃棄物を原料とし、ペレットやブリケット(ペレットより大きな加工薪)に加工されている。排出量が削減できる上、農家は農業廃棄物を売ることも可能になると、業界関係者や規制当局者は期待を寄せる。英政府が支援して実施した21年の調査によると、バイオマスは石炭よりも価格が14%安く、石炭からの移行はコスト削減につながる可能性もある。<続き


このように石油石炭製品からバイオマス製品に需要が流れることになる、
日本の石油石炭企業もバイオマス燃料への研究投資を行うべきだろう、猶予はもう無いぞw


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