ミャンマー最大都市ヤンゴン中心部に地元民から長年愛されている老舗麺料理屋「オオサカ・シュエダウン・カオスエ」がある。1970年の大阪万博出展が店名の由来だ。スパイシーな中に甘みが感じられるスープと平打ちの小麦麺は万博を訪れた多くの日本人の胃袋をつかみ、ミャンマーを代表する麺料理へと成長した。(共同通信ヤンゴン支局=原龍太郎)
「日本からの帰国者。1970年万博」。店の看板に掲げられたビルマ語が異彩を放つ。平日にもかかわらず多くの地元客でにぎわっており、オーナーのイェミョートゥーさん(50)は「持ち帰りで1日に平均2千食くらいの注文がある。店内では200食以上出るよ」と忙しそう。
店の起源は1930年ごろにオーナーの祖父、故テインシュエさんが中部バゴー地域シュエダウン村で始めた麺料理屋だ。味が評判を呼び、インドまで出向いて故インディラ・ガンジー元首相の誕生日に料理を振る舞ったこともあるほどだ。当時ミャンマーの最高権力者だった故ネウィン元大統領の目にも留まり、1970年大阪万博のビルマ(現ミャンマー)館に出展することに。日本でも大人気となり、帰国後に現在の店名に改めた。
唯一のメニュー「シュエダウン・カオスエ」は鶏のだしに粉末の豆、チリなどを混ぜたクリーミーだがしつこくないピリ辛スープが特徴。ココナツやタマネギ、キャベツなどを足すのが地元流の食べ方だ。2001年には国内の料理コンテストで最優秀賞にも輝いた。
イェミョートゥーさんは3代目として国内7店舗のうちヤンゴン市内の4店舗を経営する。今年の大阪万博への出展を期待する向きもあったが、イェミョートゥーさんに直接の誘いはなかったという。実は大阪にも日本にも行ったことがなく「いつでも料理を提供しに行きたい。日本の人たちも喜んでくれるはずだ」と笑顔を見せた。
どんな味がするんだろうね
トムヤムクンみたいな味なのかな
2つくらいスパイスが小鉢で
メインのスープ?も2つ中鉢で、辛みのと澄んだダシ汁かな
メインのスープにキャベツやらタマネギを入れて食すのか
しかしなにかキンピラごぼうのようなものも入れてるけど
そのキンピラごぼうのようなものが気になって仕方がない(笑)、堅いのだろうか
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