[9日 ロイター] - 2024年は米国の経済と市場が他国を大きく引き離したため、金融市場では「米国例外主義」が合言葉となった。しかし新しい年を迎え、こうした地理的な偏見を捨て、今後数年間で世界経済を再形成しそうな、より大きな地域間の競争を考慮すべき時が訪れたのかもしれない。 われわれは現在、米大陸・アジア・欧州の3大地域が人工知能(AI)、グリーンテクノロジー、セキュリティーといった主要分野で繰り広げる競争によってもたらされる長期的で世界的な成長サイクルの中にいるのかもしれない(私はこれを「3極化世界」と呼んでいる)
世界経済は2010年代末以降、より大きな地域統合に向かったと言える。世界金融危機の余波でグローバル化は停滞し、英国は2016年に国民投票で欧州連合(EU)離脱を選んだが、その後の悲惨な経験を通じてナショナリズムの分は悪くなった。 新型コロナウイルスのパンデミックが、この傾向を後押しした。サプライチェーン(供給網)が麻痺し、各国政府は医薬品や必需品への即時アクセスが国家安全保障上の必須事項であることを認識した。
<米国に過剰投資> この「3極化」への移行は投資家にとって何を意味するのだろうか。 第一に、今後数年間は米国以外で生まれた複数の原動力が世界の経済成長を引っ張る可能性がある。 米国の株式市場は2009年以来、文句なしに世界をリードしてきた。しかし米国の例外性はすでにドル、米国株、そして結果として米国と他の先進国市場との間に生じた過去最大のバリュエーションの差に反映されている。米国株は2年連続で20%のリターンを達成しており、経験則から3年目は期待できないことが分かる。
米市場はすでにフルに上昇しているため、投資家の期待や経済のファンダメンタルズにわずかな変化が生じただけでも、投資家は米国への高い投資比率を再考する可能性がある。 そのきっかけは、トランプ次期米政権になるかもしれない。 トランプ氏は大統領就任後、経済政策が行き詰まる可能性がある。一貫性のない政策、経済チームの主要メンバー間の見解の相違、共和党が議会において僅差で多数派を占めるに過ぎない、といった事情が重なる結果だ。
一番危険なのが「今が高値圏」で「上値追いチャートではない」ということ
成長産業も始まったばかりで世界経済にどれほど貢献するかも未知数で
投資が先行しリターンが見合わなければ期待外れ損失を計上するしかなくなる
現状でも貿易摩擦が深刻で為替の変動も一方的となっていて「リスクしかない」状態
今後はトランプ政策でアメリカゴリ押しにより深刻さは増していく可能性が高く
経済的には日本はTPPで凌げるとしても防衛やらでトランプが介入してきたり
バイデンと同じように半導体関連の規制やらを各国に強制してくる可能性も想定していないと
アメリカファーストはグリーンランド及びカナダパナマ運河を取り込む方針で
中国(ロシア)の覇権を許さない徹底的なアメリカ支配を望んでおり
ティクトク禁止法は表向き反対のようだが(笑)
ビジネス方面でも徹底した排除を敢行してくるでしょう
それらに伴い経済の構造が著しく変化し今より厳しくなる可能性も
相手が強引に押し入ってきた時に排除できる心構えが有るか無いか
日本政府を見ているとその気構えを微塵に感じないのが痛い所
USスティール買収禁止で再考の意思は伝えたりしているが形式的
これらの要因により大きく相場が動き出しトレンドを形成してくるでしょう
今の欧州株は利下げで堅調みたいだがトランプ就任で様相が一変するかもしれないな
左派のグローバル経済は終わるのだと
@
世界経済は2010年代末以降、より大きな地域統合に向かったと言える。世界金融危機の余波でグローバル化は停滞し、英国は2016年に国民投票で欧州連合(EU)離脱を選んだが、その後の悲惨な経験を通じてナショナリズムの分は悪くなった。 新型コロナウイルスのパンデミックが、この傾向を後押しした。サプライチェーン(供給網)が麻痺し、各国政府は医薬品や必需品への即時アクセスが国家安全保障上の必須事項であることを認識した。
<米国に過剰投資> この「3極化」への移行は投資家にとって何を意味するのだろうか。 第一に、今後数年間は米国以外で生まれた複数の原動力が世界の経済成長を引っ張る可能性がある。 米国の株式市場は2009年以来、文句なしに世界をリードしてきた。しかし米国の例外性はすでにドル、米国株、そして結果として米国と他の先進国市場との間に生じた過去最大のバリュエーションの差に反映されている。米国株は2年連続で20%のリターンを達成しており、経験則から3年目は期待できないことが分かる。
米市場はすでにフルに上昇しているため、投資家の期待や経済のファンダメンタルズにわずかな変化が生じただけでも、投資家は米国への高い投資比率を再考する可能性がある。 そのきっかけは、トランプ次期米政権になるかもしれない。 トランプ氏は大統領就任後、経済政策が行き詰まる可能性がある。一貫性のない政策、経済チームの主要メンバー間の見解の相違、共和党が議会において僅差で多数派を占めるに過ぎない、といった事情が重なる結果だ。
一番危険なのが「今が高値圏」で「上値追いチャートではない」ということ
成長産業も始まったばかりで世界経済にどれほど貢献するかも未知数で
投資が先行しリターンが見合わなければ期待外れ損失を計上するしかなくなる
現状でも貿易摩擦が深刻で為替の変動も一方的となっていて「リスクしかない」状態
今後はトランプ政策でアメリカゴリ押しにより深刻さは増していく可能性が高く
経済的には日本はTPPで凌げるとしても防衛やらでトランプが介入してきたり
バイデンと同じように半導体関連の規制やらを各国に強制してくる可能性も想定していないと
アメリカファーストはグリーンランド及びカナダパナマ運河を取り込む方針で
中国(ロシア)の覇権を許さない徹底的なアメリカ支配を望んでおり
ティクトク禁止法は表向き反対のようだが(笑)
ビジネス方面でも徹底した排除を敢行してくるでしょう
それらに伴い経済の構造が著しく変化し今より厳しくなる可能性も
相手が強引に押し入ってきた時に排除できる心構えが有るか無いか
日本政府を見ているとその気構えを微塵に感じないのが痛い所
USスティール買収禁止で再考の意思は伝えたりしているが形式的
これらの要因により大きく相場が動き出しトレンドを形成してくるでしょう
今の欧州株は利下げで堅調みたいだがトランプ就任で様相が一変するかもしれないな
左派のグローバル経済は終わるのだと
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