[ロンドン 24日 ロイター] - ここ数十年で最も速い利上げサイクルと2桁に迫る物価上昇を受け、投資家は世界経済がリセッション(景気後退)に向かうか否かの判断材料になる市場の動きやデータを探している。企業活動は鈍化し、多くの株価指数は「弱気」領域に入った。借り入れコストの上昇は企業や個人消費を圧迫している。
米連邦準備理事会(FRB)は75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定し、たとえ成長率が低下したとしても物価上昇を抑制する姿勢を示した。プリンシプル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「インフレ率は依然上昇している。これはFRBの一段の利上げ、しかもペースが上がることを意味する。景気後退懸念が増している」と指摘する。述べた。世界銀行は現在、2022年の世界成長率を2.9%と予想している。景気後退リスクを推し測る上で注目されているいくつかの指標の動きを以下に示した。
1:米国債のイールドカーブ
米国債のイールドカーブ(利回り曲線)は、特に2年債が10年債を上回った場合にリセッションの予兆とされる。この2年・10年利回り差は5bp程度で、10年債のほうが高い順イールドと逆転状態を行ったり来たりしている。懸念されるのは、8%を超えるインフレに直面したFRBが、経済活動を鈍化させるほど金融政策を引き締めることだ。
「FRBが狭い安全領域に着地する可能性は非常に低い」と、みずほのシニアエコノミスト、コリン・アッシャー氏は言う。短期金融市場では、米利上げのピーク予想がやや下がり、現在は23年4月から7月の間に20bp程度の低下を予想している。
2:PMI
購買担当者景気指数(PMI)は、製造業やサービス業の在庫や新規受注などを基にした景況感を示し、将来の成長率を予測する信頼性の高い指標だ。JPモルガンの世界総合PMIは5月は20年7月以来の低水準。新規受注は景況拡大と悪化の分かれ目である50を辛うじて上回った。米国のPMIも低下し、6月は特に製造業が大幅に低下した。みずほのアッシャー氏は「各国でPMIが50に向けて低下しているのは、コロナ後の好況が過去のものとなったことを示す」とみる。
3:コモディティー
幅広い用途があり好不況の指標とされる銅は6月24日までの週に7%下落し、20年3月の急落以来の大幅な下げを記録した。銅の価格を金価格で割った「銅金レシオ」は1年半ぶりの低水準になり、経済が悪化していると思うなら銅を売って金を買えというサインが出ている。国際原油価格の指標、北海ブレント原油も6月は11月以来の大幅な下落となった。<続きはリンク先で>
こりゃもうすでにコメさん景気後退に入っとりますがな、w、
米連邦準備理事会(FRB)は75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定し、たとえ成長率が低下したとしても物価上昇を抑制する姿勢を示した。プリンシプル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「インフレ率は依然上昇している。これはFRBの一段の利上げ、しかもペースが上がることを意味する。景気後退懸念が増している」と指摘する。述べた。世界銀行は現在、2022年の世界成長率を2.9%と予想している。景気後退リスクを推し測る上で注目されているいくつかの指標の動きを以下に示した。
1:米国債のイールドカーブ
米国債のイールドカーブ(利回り曲線)は、特に2年債が10年債を上回った場合にリセッションの予兆とされる。この2年・10年利回り差は5bp程度で、10年債のほうが高い順イールドと逆転状態を行ったり来たりしている。懸念されるのは、8%を超えるインフレに直面したFRBが、経済活動を鈍化させるほど金融政策を引き締めることだ。
「FRBが狭い安全領域に着地する可能性は非常に低い」と、みずほのシニアエコノミスト、コリン・アッシャー氏は言う。短期金融市場では、米利上げのピーク予想がやや下がり、現在は23年4月から7月の間に20bp程度の低下を予想している。
2:PMI
購買担当者景気指数(PMI)は、製造業やサービス業の在庫や新規受注などを基にした景況感を示し、将来の成長率を予測する信頼性の高い指標だ。JPモルガンの世界総合PMIは5月は20年7月以来の低水準。新規受注は景況拡大と悪化の分かれ目である50を辛うじて上回った。米国のPMIも低下し、6月は特に製造業が大幅に低下した。みずほのアッシャー氏は「各国でPMIが50に向けて低下しているのは、コロナ後の好況が過去のものとなったことを示す」とみる。
3:コモディティー
幅広い用途があり好不況の指標とされる銅は6月24日までの週に7%下落し、20年3月の急落以来の大幅な下げを記録した。銅の価格を金価格で割った「銅金レシオ」は1年半ぶりの低水準になり、経済が悪化していると思うなら銅を売って金を買えというサインが出ている。国際原油価格の指標、北海ブレント原油も6月は11月以来の大幅な下落となった。<続きはリンク先で>
こりゃもうすでにコメさん景気後退に入っとりますがな、w、
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