忍者ブログ

色破Ⅱ乃ヘト

主に時事ニュースに関しての感想。その他趣味など

アングル:米経済にスタグフレーションの兆候、70年代とは違う可能性
[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の直近の経済見通しでは「軽度のスタグフレーション」が想定されている。こうした見方は、コロナ禍以来、諸外国に比べて米経済が堅調に推移してきた局面が近く終了するかどうかを見極めようとしている他のエコノミストの間でも広がっている。 <1970年代のスタグフレーション> 高いインフレと高い失業率が併存するスタグフレーションは、1970年代の米国で起きた事例が有名だ。

当時の米国の経済運営は、世界大恐慌以降で最悪だったか可能性がある。FRB当局者はデータと政策を見誤り、政府もインフレ対策に失敗した。当時のフォード政権は「今こそインフレを倒せ(WIN)」キャンペーンを展開したが、今では不適切だったとみられている。 エコノミストはここ数週間、トランプ米大統領の下での劇的な経済政策の転換を受けて経済見通しを下方修正し、インフレ見通しを上方修正し、70年代が再来するか否かを巡る議論が高まっている。

パウエル氏は先週の記者会見で「70年代の再来や、それに似た事態が起こると考える理由は見当たらない
基調的インフレは依然として2%台で推移しており、関税に関連して若干上振れする可能性がある」と説明した。  それでもインフレ期待の安定は「われわれの政策の心臓部」に当たり、「全ての指標を極めて慎重に注視する。何事もたかをくくらない」と述べた。


基調的インフレは依然として


この言葉は日銀さんも日本政府もよく使用しているフレーズですよね
日本では4月から?4000品目だったかの値上げが想定されているようで
現状でもコメが倍ほどに値上がりするなどしているから子育て世帯は悲惨でしょう

数値が現状を正しく反映されていないイカサマ数値だとすれば納得するほどの物価高で
それはアメリカさんでも言えることではないでしょうか?伝え聞く物価高の現状から
そうであった場合は破綻という文字が威力を発揮してくることになるわけなのだが


楽観は禁物な株式市場となっている環境から想像できないくらいの楽観的な態度なFRBに不安を覚える
ニクソンショックというのが有名らしいがトランプショックが現実味を帯びてきているのは確実でしょうに
現状対処不能ということを公表できないということであれば理解できるほどの環境なのではと


株価急落局面でのトランプ氏による口先介入的なものを鑑みた場合、株価の下落は望んでいないか
それでも始めてしまったものは途中で止められないので最後までやりきらないといけないわけでね
70年代と同等のショックは覚悟しておく必要が有るでしょう


パウエル議長もパーフェクトマンではなく見誤った予測が有ったのを陳謝した場面も記憶に新しいので
不確実性が高まっている状況で誰を信用できるのかという問いに正しい答えなど求められないのだと
今の我々に出来る対策を練る時間は限られるがそれでも自分で最大限対応できる策を講じるようにと


自分の知見を高めるには良い機会になるでしょうね


因みに昨日、日本国民の所得が55年には世界45位になると書いたけど
正しくは一人当たりのGDPが50年後に世界45位になる予測でした
総生産が世界4位くらいなのに一人あたりだとガクンと下がるのは格差が深刻であるとの証なのでは
PR

コメント

コメントを書く

本サイトQRコード」