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色破Ⅱ乃ヘト

主に時事ニュースに関しての感想。その他趣味など

アングル:トランプ氏の関税公約で注目集める5つの市場、当面動揺継続か
[ロンドン 8日 ロイター] - 中国や欧州、カナダ、メキシコなど世界各地の市場は、トランプ次期米大統領の就任を20日に控えて、既にトランプ氏が掲げる関税引き上げの公約に揺れている。 トランプ氏は中国製品に60%の関税を、そのほかの国・地域に一律10%の関税を課すほか、カナダとメキシコからの輸入に25%の関税を課す方針を打ち出している。専門家によると、こうした措置は貿易の流れを大きく変え、コストを押し上げ、報復を招く恐れがある。 最終的な関税引き上げの規模や範囲はまだ明らかになっていないが、今後大きな混乱が起きると予想されている。現時点で注目を集めているいくつかの市場について関税引き上げの影響などをまとめた。

(1)中国 ゴールドマン・サックスは「中国はトランプ貿易戦争2.0の主な標的となる可能性が高い」と指摘している。投資家はこうした展開を見込んで先手を打っており、中国の証券取引所と中央銀行は人民元と株価の下落への対応を余儀なくされている。

(2)ユーロ圏 ユーロは米大統領選以降、対ドルで5%余りも下落して2年ぶりの安値である1ユーロ=1.03ドル近辺を付けるなど、主要通貨の中で最も大きく下げた通貨の1つだ。JPモルガンとラボバンクは、関税を巡る不透明感が重しとなる中、ユーロは年内に重要な節目である1ユーロ=1ドルまで下げる可能性があると予想している。 米国は欧州連合(EU)にとって最も重要な貿易相手国であり、双方の財とサービスの貿易総額は1兆7000億ドルに上る。

(3)自動車 欧州では自動車株が特に関税関連の報道に敏感に反応している。6日には、トランプ次期米大統領の側近は国家安全保障や経済安全保障に重要な特定分野の輸入品にのみ関税を課すことを検討していると米紙ワシントン・ポストが報じると、STOXX欧州600種自動車・部品株指数は一時5%近く急騰した。しかしその後、トランプ氏が記事内容を否定すると同指数は下げに転じた。自動車関連株のこうした値動きは、低迷する自動車セクターが投資家の注目の的になっていることを示している。同セクターの株価は2024年4月に付けた高値から約25%下落し、相対的なバリュエーションも急激に低下している。



米国以外で経済の環境が悪い方へ激変する可能性は否定できない

特に中国製は決算に響いてくるでしょうね

BYDだったかな関税上げでも価格転嫁は短期的に行わないと言ったみたいだし

実際に関税は上げるだろうから今のうちに織り込んでおかないと株価は暴落するでしょ

カナダとメキシコからの輸入に25%、これもキツイよな

現行でもバイデンが規制を強化しまくってるしトランプに代わっても負の連鎖継続を見越しておかないとな



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