第27回参院選は20日、投開票された。共同通信社の出口調査によると、自民党は32の改選1人区で苦戦し、公明党と合わせた与党で改選66議席から大幅に減らす見通しとなった。物価高対応への批判が響いた。与党が改選過半数の63議席を下回ることは確実で、非改選75議席を含め参院全体で過半数(125議席)を維持できるかどうかが焦点。立憲民主党は改選22から微増の可能性がある。国民民主党は改選4から増やし、12議席を確実にした。参政党も改選1からの伸長が見込まれる。
選挙戦では米政権の高関税措置への対応も争点となり、事実上の政権選択選挙と位置付けられた。昨年の衆院選で大敗し少数与党に転じた自公が参院でも過半数を割れば、石破茂首相(自民総裁)の政権運営が一層困難になる。自公は計66の改選議席のうち、50を獲得すれば勝敗ラインとした参院全体の過半数を確保できる。
一方、立民の野田佳彦代表は与党過半数割れに意欲を示す。野党の非改選は野党系無所属議員を含め48で、77議席を得れば実現する。
自民は改選52、公明は改選14からそれぞれ後退し、計10以上減らしそうだ。日本維新の会は改選6を維持できるかどうか微妙。共産党は改選7から減らす見通し。れいわ新選組は議席増をうかがう。日本保守党は1議席を得た。社民党、政治団体の「NHK党」、「チームみらい」は議席獲得の可能性がある。みんなでつくる党は議席に届かなかった。
立民、維新、共産、国民は1人区で候補者の一本化を進め、17選挙区で自民と野党による事実上の一騎打ちに持ち込んだ。政権批判票の分散を防ぐ効果があったもようだ。参政は全選挙区に擁立した。国民、参政両党は交流サイト(SNS)の活用も奏功したとみられる。
諸派や無所属を含む立候補者は522人。改選124(選挙区74、比例代表50)と東京選挙区の非改選欠員1補充の計125議席を争った。共同通信社が20日午後9時現在で集計した推定投票率(選挙区)は57.50%となった。前回2022年の52.05%を5ポイント程度上回る可能性がある。
私の予想通りであり事前の予測通りの結果となりそうですね
地方選挙の勢いそのままです
記事でもあるように1人区では野党が強く殆ど取っている印象でもありました
結局のところ自公連立政権に対しての国民の判断は厳しかったということ
この連立政権は日本を良い方向に導いていたか、という問いに「そうではなかった」と
内閣支持率は下げ続け海外からの圧力は増す一方で何も対処できず国益を守ると言うだけ
国内は倒産件数は増え続け事件事故は多発
日本国債の格下げも噂されるほどに財務・債務的に危機に陥り
輸出頼りで経済を誤魔化そうとし円は世界的売られ
外国人を快く迎え入れる体制なぞ出来上がってもないのに
労働奴隷として多くを日本に招待し秩序は乱れ
社会も立法も安定されることが出来ていない現実は否定できないであろう
全く持って成果が日本および国民にとり良いものが無かったのだ
成長を促すには社会の健全さに財政の規律性を歪めないことが必要で
心に余裕を持てない環境を作ってきた実績は他方に押し付けず潔く認めよと
さてこれで「日本は良い方向に転換できるかどうか」野党の行動にも注目ですね
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